スパークリングワインとは、発泡性のワインの総称で、じつは、シャンパンもスパークリングワインの一種。
フランス・シャンパーニュ地方で作られ、かつ、定められた製造方法、瓶内で二次発酵させるシャンパーニュ方式によって作られたスパークリングワインをシャンパンと呼びます。
このように、スパークリングワインは、生産国・生産地と製造方法によって呼び名が変わることがあります。
例えば、スペインで作られたものには「カバ」、フランスでもシャンパーニュ地方以外に作られたものに「ヴァン・ムスー」「クレマン」などがあり、その名を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
一般的にスパークリングワインと呼ばれるものとシャンパンには、味わいにも違いがあります。
ぶどうを発酵させ熟成させたシャンパンは、こくのある味わい。高価なこともあり、お祝いごとなど、特別な席で飲まれることが多いようです。
一方、スパークリングワインは、リーズナブルなものが多く、ふだんの食事といっしょに、気軽に楽しめるのが魅力です。食事中はもちろん、食前酒として、また、食後のデザートと一緒になど、幅広く活躍します。
監修者:髙山かづえ先生